斎藤のりおの活動日記

避難所防災訓練

　マニュアルがあれば避難所の開設・運営はできるだろうか。

　確かに、仙台市では、東日本大震災の教訓を踏まえ、避難所単位で「避難所運営マニュアル」を策定することを推進しています。私の市名坂小学校区では、平成25年度に仙台市総合防災訓練の泉区会場になったことから、避難所運営委員会を設置し、仙台市内でもいち早く避難所運営マニュアルを策定し、防災訓練に臨みました。

　しかし、実際にやってみますと、マニュアル通りにはいきません。翌年度も、防災訓練を行いましたが、訓練の形は出来ても、実践的なものになっているのか疑問が残りました。

　これらの反省を踏まえ、災害発生時に実際に機能する避難所を、開設し運営できるようにするため、昨年9月、市名坂小学校区に地域主体による運営委員会を改めて設置し、会議を重ねてきました。

　私たちは、詳細なマニュアルを作ろうとはせず、だれでも理解できる、簡明な仕組み作りを目指しました。

　県民防災の日の6月12日、市名坂小学校区でも約70人が参加し、仙台市総合防災訓練の災害想定に準じ、１８時から2時間の防災訓練を実施しました。いろいろ問題点もあったと思いますが、災害時にどうすればよいのか、より実践的な訓練ができたと思います。

　参加者を対象にアンケート調査を実施し、今回の防災訓練の検証を行い、災害時に機能する避難所運営委員会にしていきたいと考えています。

6月議会の争点

　平成27年第2回定例会が今日から始まりました。6月議会のポイントは二つです。

　1点目は、青葉区選管の票水増し事件に関し、市長及び副市長の給与を減額する条例案です。この条例案では、市長が給与の20パーセントを３か月減額するものです。

　同様の事件があった高松市では、市長が給与の全額を３か月返上しており、高松市の事例と比較すると、奥山市長の責任の取り方が軽すぎると思います。

　２点目は、「仙台市協働によるまちづくりの推進に関する条例」案です。この条例案は、第１回定例会で私の会派をはじめ多くの会派が問題視したため、奥山市長が条例案を取り下げ、改めて提案してきたものです。

　私が第１回定例会で指摘したように、条文に問題があるだけでなく、本来行うべきことを長期にわたって実施しておらず、看板政策の実態は極めてお粗末です。

　６月議会は、今任期最後の議会となりますが、職責を果たすべく、しっかりと取り組んでまいります。

 

　

七北田川ふれあいマラソン大会2015

 　今年は、好天に恵まれ、マラソン大会を無事開催することができました。

　昨年は大雨で中止にせざるを得ず、悔しい思いをしただけに、新緑がすがすがしい七北田公園で大会を開催できる喜びを噛みしめました。

　しかし、お天気以外にも心配な点がありました。

　一般の公園利用者とのトラブルです。七北田公園を管理する公園緑地協会から強く指導を受けていただけに、さまざまな対策を講じました。

　看板を設置し、キートス広場付近に重点的にスタッフを配置するとともに、参加者に何度も協力を呼びかけました。

　その甲斐あってか、一般の公園利用者とのトラブルもなく、大会を終えることができました。

　ただ、いくつかの課題も明らかになりましたので、来年の大会がより良いものになるよう、しっかりと準備していきたいと思います。

 

今年新たに看板を設置しました。

 コースの確認をお願いしました。

いよいよスタートです。

仙台国際ハーフマラソン大会

 

　新緑がまぶしい仙台の街を、１万３千人以上のランナーが駆け抜ける仙台国際ハーフマラソン大会が無事（号砲トラブルには？）開催されました。

　私は、今年も第四給水所で、学区体振の皆さんとともに給水スタッフとして、水を浴びながらも気持ちの良い汗を流しました。

　準備の時間は有り余るほど十分にありますが、後片付けは短時間で行わなければなりません。

　最後のランナーが通過してから道路封鎖解除までの時間が、たったの数分です。この間に、道路に散乱する紙コップを回収するのは大変でした。

　多くのボランティアの皆さんの協力によって、今年も大会が成功したことを誇りに思います。

最初の頃は、給水所も整然としています。

 

最後のランナーが通過する頃は、まさしく祭りの後です。

二柱春季例祭

 

　今日は二柱神社の春のお祭りです。

　神事の後、元気に子供神輿が出発し、子供たちの声が街に響き渡りました。

　ところで、二柱神社の鳥居に飾られている注連縄は、私たち七北田青年ＯＢ会が、春と秋に制作し、奉納しているものです。

　今年の注連縄作りは、桜咲く愛宕神社境内で４月１２日に行いました。写真をアップしておきましたのでご覧ください。

 

二柱神社春季例祭の子供神輿

 

愛宕神社境内での注連縄作り

条例の撤回

　長かった第１回定例会もようやく３月６日に閉会しました。議会開会中は、いろんな思惑が飛び交い、五里霧中となる場面もありますことから、掲載を控えてきました。

　今議会の最大の成果は、わが会派「自由民主党・仙台」が昨年秋から問題にしてきました、「市民公益活動の促進に関する条例」の改正、いわゆる「協働まちづくり推進条例」を撤回させたことです。

　条例案では、住民だけでなく、市内への通勤通学者や、ありとあらゆる市民活動団体を「市民」として定義し、市政の政策形成過程への参加を認めています。

　仙台市の条例で、市民を定義しているのは、「災害弔慰金の支給に関する条例」の１件だけであり、この条例においては、市民を「本市の区域内に住所を有した者」とし、常識的な表現になっています。

　今回の条例案のように、市民を異常に拡大して定義し、異常に拡大した「市民」を政策形成に参加させることは「住民自治の原則」を逸脱していると言えます。

　また、本来、市長をトップとする「仙台市市民公益活動促進本部」を開催し、市民協働の実施状況や事業実績について評価し、公表する仕組みになっていますが、１０年以上にわたって、この促進本部が開催されておらず、評価・公表が行われていないことが、私の質疑により明らかになりました。

　やるべきことをやらず、課題を検証しないまま、条例を改正しようとするものであり、到底理解することはできません。

　議会として、修正案を取りまとめようとした矢先に、突然、当局から条例改正の議案を撤回する方針が示されました。当然の帰結と言えます。

　今後、市民局長の人事、市民協働事業の評価、新たな条例案など、重大な関心をもって注視してまいります。

 

票水増し事件

　ここ数日、新年会が続き、「議員協議会の報道を見たよ」と声をかけられることが数多くありました。

　お話を聞くと、「仙台市が調査をしっかりと行ってないのでは」「過去にも同様のことがあったのでは」など、市政に対する疑問・不信を抱いている方がほとんどです。

　議員協議会での質疑を振り返ってみますと、当局が事件の幕引きを急いでいるのではないかと疑問を抱かざるを得ません。

　いまだ事件の全容が明らかになっていません。青葉区開票所で集計に携わった関係者の説明が食い違っているからといって、仙台市が十分な調査も行わず告発に踏み切れば、事実の解明は裁判の結果を待たなければなりません。

　事件の原因究明を行わずして、再発防止策を検討することはできません。今すべきは真相究明です。

防災対策は永遠のテーマ

 

　恒例の仙台市消防出初式に参加しました。

　日本列島では自然災害が頻発しています。昨年は、２月に東日本の記録的大雪、８月の広島での集中豪雨による土砂災害、９月の御嶽山の噴火、１０月には大型台風の日本列島への接近・上陸、１１月に長野県神城断層地震などなど。

　災害列島に暮らす日本人は、自然災害を避けようとしても避けきれません。防災対策は、日本人一丸となって取り組まなければならない永遠のテーマです。

　東日本大震災の教訓を風化させることなく、今年も防災対策に努め、安全・安心を手に入れてまいりましょう。

議員協議会開催へ

　またまた不祥事だ！仙台市青葉区選挙管理委員会が行った白票水増しは、選挙制度の根幹を揺るがす事態です。

　仙台市は当選結果への影響はないと言っています。しかし、選管という正当性を担保する立場の人間が故意に行ったとすれば、非常に悪質であり、選挙への信用失墜行為です。

　青葉区役所では、私が議会で指摘した不祥事をはじめとして、不祥事が続発しています。そして今回の問題です。市役所全体のタガが緩んでいると言わざるを得ません。

　議会としてただ傍観することなく、市政を糺していかなければなりません。年明け早々に、議員全員による議員協議会を開催するよう議長に要請しました。

 

 

大注連縄づくり

　年の瀬を迎え、何かと忙しい頃となりました。今日は、大注連縄づくりです。

　七北田青年ＯＢ会では、年４回大注連縄を作りますが、今回は七北田愛宕神社のお正月用に２本編みました。

　朝から雪がちらつく空模様で、手がかじかみましたが、気持ちを込めて作りました。

　なかなかの出来栄えだと思います。