東北で初めて、「広告付きバス停留所上屋」が仙台市交通局前に完成し、今日お披露目式がありました。 昨年8月、公営企業委員会で名古屋市の取り組みを視察し、輝くバス停「一石四鳥」の記事で報告しましたが、仙台市の事業のしくみは、基本的には名古屋市の事例と同じです。
今月中に3種類のデザインの上屋を5カ所に試験設置して、市民アンケートなど行ったうえで1種類のデザインに決定するとのこと。
おしゃれなバス停がいっぱい出来て、街の雰囲気が明るくなるといいですね。
今日は、東北楽天ゴールデンイーグルスのホーム開幕戦の応援です。人工芝も名称も新しくなったクリネックススタジアム宮城には、2万人を超えるファンが詰めかけました。
ゲームは、マー君こと、田中投手の好投と打線の奮起で楽天の逆転勝利。チームは3連勝と、勢いに乗ったのでは。今シーズンの活躍が楽しみです。
マー君の勝利インタビューを聞いて、急いで車に戻り、着替えながら、次の会合「大井龍司宮城県立こども病院長退職記念会」の会場に向かいました。 会場に着いて驚いたことに、私の席の近くに楽天の岩隈投手がいるではないですか。大井先生のお話では、岩隈投手は毎年こども病院を慰問しているとのこと。二日前に完封勝利しているせいか、とても逞しく見えました。「15勝、いや20勝期待しています」と声をかけたのは私だけではなっかたのでは。
こども病院の設置に大きく貢献し、病院の創成期を築いた大井龍司先生も退職です。4月から院長職を林富先生にバトンタッチするとのこと。両先生のご健勝、ご活躍を祈念します。
山梨県韮崎市にある東京エレクトロンAT株式会社の山梨事業所を会派で視察しました。 韮崎市への視察は、山梨事業所の一部が本県大和町の大和リサーチパークに移転することが決まっていることから、仙台市として協調すべき事項などを調査することが主な目的です。
代表取締役社長の原様から事業概要の説明を受け、執行役員の方々と懇談しました。懇談の中では、約500人の社員が移住することから、住宅事情や教育事情に関心が示され、地下鉄南北線の延伸の要望も出されました。
タクシー運転手が『東京エレクトロンの事業所が縮小になり、まちが寂しくなる』と言っていましたが、結果的に企業誘致は、企業を介在にした地域と地域の競争という面があることは否めません。
ところで、JR韮崎駅前に「球児」と題したモニュメントがありました。 解説が見つからなかったので、どのような経緯でこの像が建てられたのかわかりませんが、韮崎高校出身の中田英寿さんがモデルになっているのではと、勝手に想像してきました。
新しい七北田橋が完成しました。 一般開放に先立って行われた祝賀行事では、親子三代の御一家による渡り初め、御神輿の橋渡り、紅白餅まきなどが行われ、地域をあげてのお祝いとなりました。
ところで、今話題の道路特定財源ですが、もう橋ができたから、暫定税率を廃止し、道路特定財源を一般化しても構わないというような声が耳に入りました。
しかし、ことは単純ではありません。県や市は道路整備に際して借金(起債)をします。毎年の借金返済に道路特定財源を充てているのです。
これから道路整備をしなくても、道路特定財源がなくなれば、地方自治体の財政は深刻な事態になります。責任ある政治を望むものです。
親子三代渡り初め
御神輿橋渡り
今日の一般質問は、やっているうちに段々と力が入りました。当局の答弁には納得できませんでしたので、再質問、再々質問までしました。 質問は、①㈱東北ハンドレッドの経営問題、②仙台市のKGB(K:国民健康保険事業、G:下水道事業、B:病院事業)、③教育問題の大綱三点です。 今、仙台市が行おうとしている小中学校の統廃合は、「一定規模」がキーワードになっています。学力を育む良い教育環境、イコール、一定規模の学校というものです。 教育委員会の考えは単なる一般論ではないか。仙台市標準学力検査の結果と学校規模の相関関係を調べ、実証すべきではないかと詰め寄りました。
答弁はとても納得できるものではありませんので、予算等審査特別委員会で再度、この問題を取り上げたいと思います。
21日は定例の常任委員会の開催日です。私が所属する公営企業委員会は、水道局、交通局、ガス局を所管しており、今回は、地下鉄南北線の可動ホーム柵の設置、ガス事業民営化計画(素案)などの報告があり質疑が行われました。
ガス事業民営化については、非常に大きなテーマであり、今年、ひと山もふた山もあるかもしれません。改めて報告します。ここでは、地下鉄南北線の可動式ホーム柵の設置について報告します。
地下鉄南北線では、列車とお客さんの接触による人身事故が開業以来29件発生しており、ホーム柵の設置が要望されていました。しかし、階段脇のホーム幅が狭い駅があり、国の基準を満たさず、設置することができませんでした。
平成15年度に国土交通省が緩和基準を示したことから、様々な検討を踏まえ、国の補助事業として採択され平成19年度から事業がスタートしました。可動式ホーム柵の設置完了は平成22年3月の予定です。
今日の委員会では、委員長と途中交代し、後半から私が委員会の進行を務めました。写真は11月の委員会の模様です。
明けましておめでとうございます。 本年もブログで情報発信してまいりますので、お付き合いいただきますようお願い申し上げます。
七北田公園湧水山から見る初日の出
こども宇宙観が27日で閉館になりました。青葉区錦丘に建設中の新天文台へ機能統合するということでの廃止です。
仙台市内の子どもたちだけでなく、市外や県外の子どもたちにも利用されてきました。春や秋には、地下鉄泉中央駅周辺には野外活動と思われる小中学生の姿を数多く目にしてきました。
昨年の5月、数日間にわたって、こども宇宙観の前で小中学生のグループにヒアリング調査を行いました。すべてのグループが県外から学習に来た子どもたちで、こども宇宙館を選んだ理由として、地下鉄沿線ということを一番目に上げていました。
地下鉄南北線の利用推進に若干なりとも貢献した施設であり、泉区の数少ない観光資源でしたから、なくなるのはとても寂しいことです。
平成20年4月にオープンする、子育て支援施設「のびすく泉中央」に大いに期待しましょう。
さびしくなるニャン
駐輪場建設問題に揺れた12月議会(第4回定例会)が終わりました。
国分町の放置自転車対策として元鍛冶町公園に地下駐輪場を建設するということで、2月議会(第1回定例会)で予算が議決されており、この12月議会に工事請負契約締結の議案が提出されました。
これまでであれば、大した議論もなく通過した案件です。 ところが、今回は大きな議論が起こりました。約5億6千万円の工事を特定の業者と随意契約を結ぶことや、これまで議会に十分な説明を行ってこなかったこと、さらには事業のあり方まで問題視されました。
議会内では、否決、継続審査、意見付き可決等、連日議論されましたが、結局は附帯意見を付しての可決となりました。附帯意見による可決はこれまでも数多くあったと思いますが、否決や継続審査がこれほど真剣に議論されたことがあったのでしょうか。
議会側の認識と当局の認識にかなりの温度差がありました。また、契約制度については、私も何度か議会で取り上げてきた問題ですが、公正で、競争が確保されるシステムの確立が急務です。
自由民主党の議員ということで、党本部に行くこともあります。先日、自由民主党の指定都市行財政問題懇談会に出席しました。 民主党小沢代表の辞任騒動があったときだけに、永田町には政界再編の懸念と期待が渦巻いており、国会議員がソワソワしていたのはせいかも。 私は、この懇談会の場で、新たな大都市制度の創設について質問をしました。現行の指定都市制度は、50年以上前に暫定的な措置として創設されたもので、大都市問題を十分に責任を持って解決できる制度になっていません。新たな制度の創設が求められています。 政務調査会長をはじめ自由民主党の幹部は、重要な問題であるとの認識を示していますが、今の政治状況では、踏み込んだ議論ができないのではないでしょうか。