古都鎌倉で行われた自治体議会政策学会の行政視察に参加しました。鎌倉は修学旅行や野外活動の小中学生で賑わっていますが、マスクを着けた子供たちがやたら目につきます。古都の風景にマスク集団は異様に映りますが、感染が拡大する新型インフルエンザ対策ですからやむを得ません。
今回の行政視察は、自治体議会政策学会の本講座の前日に行われたもので、テーマは「古都鎌倉の交通政策『パーク・アンド・ライド』」です。パーク・アンド・ライドとは、中心市街地周辺の駐車場に自動車を駐車し、鉄道やバスなどの公共交通機関で中心部に乗り入れるシステムのことです。
鎌倉市では、平成13年10月から「七里ガ浜パーク&レールライド」を皮切りに、「由比ガ浜パーク&ライド」「江の島パーク&レールライド」と展開し、昨年は「稲村ガ崎パーク&レールライド」を開設。それぞれ駐車場から徒歩で江ノ電の駅や路線バスで「古都継承地」に向かう、セット料金が設定されています。
質疑の中で、「鎌倉市は世界遺産登録を目指しているが、この施策は、世界遺産登録に当たって課題となるアクセスの確保としても位置づけている」と鎌倉市の方が話されていました。さすが観光都市です。
由比ガ浜駐車場でも説明を受けました。
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