児童虐待の相談件数が全国的に増えています。平成19年度では40,639件ですが、ここ数年、年8パーセントの割合で増加しています。仙台市は426件で、宮城県全体では1,031件となっています。
児童虐待防止について、「子ども虐待防止ネットワーク・みやぎ(キャップネット・みやぎ)」の皆さんと意見交換をしました。これは、自由民主党宮城県支部連合会の移動政調会として行ったものです。
キャップネット・みやぎの皆さんから、子供の虐待対応の現状や課題についてお話をいただきました。特に仙台市については、児童相談所が一か所しかなく、国の配置基準(二か所)を満たしていないこと、児童福祉司が不足していることや一時保護所の収容能力が不足していることなどが指摘されました。
この分野に、これまで以上の行政資源を投入する必要があることを改めて考えさせられました。「虐待の連鎖」を断ち切るための投資を判断するのは、まさしく政治です。
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