新春を飾る恒例の仙台市消防出初式が開催されました。
仙台市の資料によると、仙台で最初に出初式が行われたのが明治28年1月4日とのことですから、115年の歴史を数える伝統ある行事となっています。
今年は、防災・危機対策調査特別委員会副委員長として観閲台に立つことになっていましたから、重ね着をして臨みました。さほど寒さを感じませんでしたが、分列行進は、消防関係者の防災への意気込みが感じられるものでした。
ところで、消防出初式の目的には、消防の市民への公開、消防関係者の士気高揚、防火・防災思想の普及などがあります。しかし、防災思想を普及し、防災意識を啓発をすることは、なかなか難しいものがあります。
防災・危機対策調査特別委員会では、「防災意識を浸透させるための効果的かつ戦略的な普及・啓発方策」につて検討していますが、これはという決定打は容易には出てまいりません。
そのような中、去る12月25日の委員会で、Dr.ナダレンジャーとして知られている、独立行政法人防災科学技術研究所の納口恭明さんに講義をしていただき、意見交換をさせていただきました。「あ、そうか。そういうことか。」と、大変感心させられました。Dr.ナダレンジャーのお話は、また別の機会にしたいと思います。
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