季節外れの雪も消え、桜の花もようやく咲き始めました。泉区の桜の見ごろは今週末のようです。そして、農作業も忙しくなってきます。
地元の諺に、「岳山の雪がネズミ形に残るころ種をまけ」というのがあります。岳山とは泉ケ岳のことです。泉ケ岳をよく見てみると、頂上付近の残雪もわずかになっています。雪形はネズミの形に見えるでしょうか。
雪形の諺は全国各地にあり、農事暦として農作業開始の目安に用いられることが多かったようです。近くでは、栗駒山の「種まき坊主」、南蔵王屏風岳の「水引入道」、吾妻小富士の「雪うさぎ」などが知られています。
泉ケ岳の諺には、「岳山にねずみ形に雪が残ると豊作」というのもあります。そのように願いたいものです。
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