今、仙台市議会では議会改革について議論を行っています。議論の場は「各派代表者会議」です。今日の会議には、私が会派「改革フォーラム」の会長代理として出席しました。
議会改革のテーマは幾つもありますが、最初に議員定数の見直しについて検討することにしており、今日は各会派の考えを表明することになっています。
私は、次の三つの理由から、議員定数の見直し・削減が必要であり、現定数60を5議席削減し55とし、各選挙区の定数を青葉区15(▲2)、宮城野区10(▲1)、若林区7(▲1)、太白区12(▲1)、泉区11(増減なし)にするよう主張しました。
見直しの理由の一つは、現在の定数になってから平成17年に国勢調査が実施されていますが、定数の見直しが行われておらず、各選挙区の定数は公職選挙法の趣旨に反した数になっています。具体的には、国勢調査人口に基づき比例配分すると、青葉区はマイナス1、泉区はプラス1となり、現定数の是正が求められます。
二つ目は、議員一人当たりの人口を他の政令指定都市と比較すると、平均を大きく下回っており、仙台市の議員定数が多い状況にあります。
三つ目に、仙台市は行財政改革を推進するうえで職員定数を削減し、市民にサービスの削減や負担の増加をお願いしています。議会も身を削る努力を惜しまず、議会改革を進めるべきであり、その最たるものが議員定数の削減です。
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