地方自治経営学会の研究大会に参加しました。全体テーマは、「政権交代で日本の政治、行政はどう変わったか」です。
研究大会が開かれる頃には、政権交代による目に見える変化が現れているだろうとして設定されたテーマなのでしょうが、残念ながら現状は、資質が問われている総理大臣の言動もあって、期待が失望に変化しています。
本日注目の講師は、名古屋市長の河村たかし氏です。講演のテーマは、「長と地方議会、名古屋市議会にみる激突と調整、私はこう取り組んだ」で、副題が、“名古屋のどえりゃー挑戦”―「市民税10%減税条例」「地域委員会」をめぐって。
名古屋市議会は河村市長の公約である市民税10%減税を一度は承認したものの、2月議会で1年限りの減税としたことに対して、河村市長は市民に議会解散(リコール)に向けた署名を呼びかけています。
地方議員の立場としては、河村市長の主張に賛同できない部分もありますが、「税金を減らすのが政治」とする考えには賛同します。名古屋市長VS.市議会はこれからが本番です。
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