ようやく政権交代が実現したが、この3年3か月の間の代償はあまりに大きかった。
民主党政権の履き違えた政治主導の撹乱により、あらゆる分野で国家機能が機能不全を起こし始めているとき、東日本大震災が発生した。日本の最大の不幸は、大災害時の政権が危機管理能力に欠けていたことである。
政治の力は、非常時のリーダーシップを果たし得るかどうかに尽きる。まさに、「疾風に勁草を知る」である。
民主党政権が勁草でなかったことは明らかであり、第46回総選挙の結果は当然の帰結と言える。
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