今議会のテーマは、敬老乗車証制度の見直しと健康増進センターの運動施設の廃止ですが、地下鉄旭ケ丘駅前に整備する温水プールも大きな争点になってきました。
14日の一般質問で取り上げましたが、仙台市は健康増進センターの温水プールを廃止しようとする一方で、旭ケ丘駅前に温水プールを含む複合型公共施設を整備する計画があります。
健康増進センターのプールを廃止する理由として、周辺に民間の運動施設が整備されたことを挙げていますが、これから作ろうとする旭ケ丘駅前から約1.4キロメートルのところには民間の温水プールを含む運動施設があります。
廃止しようとする方は、近隣の民間施設を問題にし、作る方は近隣の民間施設は関係ないというのでは、ダブルスタンダードではないでしょうか。
質疑で明らかになりましたが、旭ケ丘駅前に計画するに当たって市場調査もしていないとのこと。あまりにも杜撰です。財政難のときに、地元の要望があったからといって、少なく見積もっても年間4千万からの赤字が予想される温水プールを数十億円もかけて作る必要があるのでしょうか。
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