瑞鳳殿敷地内にある弔魂碑の改修落成式に出席しました。
この弔魂碑は、戊辰の役や函館戦で戦死した仙台藩士ら1,260名の御霊を弔うため、伊達家の旧藩主・藩士の出資で、明治10年に建立されたものです。
昨年11月から改修作業が行われ、東日本大震災を乗り越え、本日の落成式を迎えました。
私は、議長代理として、除幕式、竣工祭、落成式に出席し、仙台伊達家十八代当主伊達泰宗氏の隣に座す機会を得、暑さの中にあっても、凛とした風を感じ取ることができました。
弔魂碑の改修を指導した東北大学金属材料研究所の後藤教授のお話では、弔魂碑は鉄で出来ていますが、表面はそれほど腐食が進行しておらず、1500年間腐食していないインド・デリーの有名な鉄塔と同じような鉄ではないかとのことでした。
御霊の安らかならんことをお祈りするとともに、この歴史的に貴重な財産を次世代に継承していきたいものです。
除幕し、姿を現した弔魂碑。
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