仙台市の被災宅地が増えています。
これまでに公表されていた数字は、被災宅地危険度判定で危険または要注意と判定された宅地が2,078件でしたが、仙台市が8月に市内全域について概況調査をしたところ、4,031宅地に上ったことがわかりました。
今日、将監西コミセンで、将監9丁目の被災宅地に関する調査説明会(中間報告)がありました。この説明会は、私が都市整備局に要請していた調査がまとまったことを受けて、町内会の主催で行われ、都市整備局が調査結果と今後の対策について説明をしました。
将監団地は宅地や建物の被害が比較的少なかったのですが、今回説明の対象となった地域は、将監団地の南端に位置し、大部分が盛土のところでした。
都市整備局の説明では、地震により宅地及び市道区域において盛土すべりと沈下が生じ、斜面尻の擁壁を損壊させたとのことです。結果として、擁壁の南側にある「新堰堀」にも被害が及んでいるとのこと。
盛土すべりの拡大も懸念されることから、対策を急がなければなりません。対策は国の第3次補正予算次第という状況にありますが、とにかく安全の確保と被災者支援に全力で取り組みます。
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