「むがす あったずもな」で始まり、「どんどはれ」で終わるのは遠野の昔ばなしです。この遠野の昔ばなしを楽しんでもらおうと企画したのが、仙台泉中央ライオンズクラブが開催した「笑いと癒しの世界へ 遠野の昔ばなし」です。
昨夜は、あいにくの雨模様にもかかわらず、多くの皆さんがイズミティ21に足を運んでいただきました。今回で6回目になりましたが、異色の語り部・細越雅子さんの人気は衰えません。
いつの間にか昔ばなしの世界に引き込んでしまう語り。ユーモアと毒舌のトーク。「今回は笑える話を選びました」ということもあって、会場は笑いの渦に包まれました。
そして、今日は、津波で被災した方々が暮らす若林区の仮設住宅に「遠野の昔ばなし」の出前をしました。仮設住宅の集会所に集まっていただいた皆さんを前に、細越雅子さんが「トンビの染屋」などのおもしろい話を語りました。
この会場でも笑いは絶えません。1時間たらずではありましたが、被災者の方々に楽しい時間を過ごしていただけたものと思います。