平成21年度の決算について審査する決算等審査特別委員会は、今日で8日目ですが、辟易気味です。 仙台市議会では、監査委員を除く全議員が参加する全体会方式で審査していますが、10日以上の日数が掛かり、とても非効率です。
いくつかの分科会に分けて審査すれば、審査日数も短縮できますし、議員も細部にわたる質疑ができ十分な審査が可能となります。仙台市議会は是非、分科会方式を取り入れるべきです。議会改革の中で実現できるよう努力してまいります。
ところで、私は、決算等審査特別委員会の2日目に土地開発公社の借入金の問題について、3日目に温水プールの問題について質疑しました。
温水プール問題については、TBCテレビが夕方の番組で、「泉区のプール廃止へ・・・でもおかしくない?」という予告で放送し、私の質疑も取り上げられたので、ご存知の方も多いと思います。
温水プールに関する仙台市の考え方はダブルスタンダードです。行革で温水プールを廃止する一方で、別のところに温水プールをつくろうとしているのですから、理屈も道理もありません。
また、旭ケ丘に温水プールをつくるに当たって、市場調査もしておりませんし、仙台市としての適正配置計画もないのですから、空いた口がふさがりません。将来世代にツケを残すだけです。