斎藤のりおの活動日記

街から看板が消える？

　2019年に日本でラグビーワールドカップが開催されます。

　仙台市は10月に、仙台スタジアムを会場とする開催希望申請書をラグビーワールドカップ2019組織委員会に提出し、開催都市として立候補しました。

　ところで、「クリーンスタジアムの原則」というものをご存じでしょうか。

　スタジアムの出入口から半径500メートルは、試合開催日の2日前から試合開催日の翌日までラグビーワールドカップの目的で、オフィシャルパートナーのみが商業活動ができる区域として提供されるというものです。

　この原則が適用されますと、地域の商業活動が制限を受け、看板を撤去するか、マスキングをしなければならなくなります。街から看板を消さなければなりません。

　こんな理不尽な規制を受け入れることはできません。

　もちろん、仙台市は商業活動規制の除外などの6項目の条件を出しています。

　仙台市が無理難題を受諾しないよう、重大な関心を持って注視してまいります。

 

 

 

 

 

空き家対策法成立

　議員立法の「空家等対策の推進に関する特別措置法」が19日に参議院で可決され成立しました。

　法案の成立が危ぶまれていましたが、衆議院が解散になることから、猛スピードでの成立となりました。衆議院解散の副産物ですね。

　これまで国が法律を定めていなかったことから、先進的な自治体は独自に条例を定め、空き家対策に取り組んできました。

　仙台市でも、昨年12月に議員提案で条例を定めたことは、ご存知のとおりです。

　法律ができたことで、これまで利用できなかった固定資産税の課税情報が使えることになり、実質的な所有者を特定し、必要な措置を行うことができます。

　法律の施行時期は明らかになっていませんが、空き家対策は法的な根拠を得たことで、全国的で取り組まれることになります。　

宮城未来塾

　第３期宮城未来塾の塾生報告会と卒塾式が行われました。

　宮城未来塾は、自民党宮城県連が開催している政治スクールです。私も、幹事会メンバーとして第1期から関わってきました。

　毎年有為の人材が集まり、学び、議論し、最後に塾生報告会で発表します。今年の発表は、例年になく深掘りしたものが目に付きました。

　塾生の何人かは政治家を目指しています。選挙の洗礼は生易しいものではありませんが、宮城未来塾で学んだことを糧にして、勝ち上がっていただきたい。健闘を祈ります。

 

 

 

 

みちのくALERT2014

 

　みちのくALERT2014を見学してきました。

　東日本大震災の教訓を反映した各種防災施策の実働訓練による検証などを目的に、自衛隊をはじめとして自治体、米豪軍などが参加し、11月6日から行われています。

　霞目飛行場でのSUC（航空搬送拠点臨時医療施設）訓練を中心に見学しました。

 

　米軍の新型輸送機MVオスプレイが上空に現れると、見学者は皆さんカメラのシャッターを切りました。

 　騒音を問題視する人がいるようですが、自衛隊や米軍の他のヘリコプターに比べれば、静かだと思います。

のりお通信早刷り版

　「のり通信」の早刷り版ができました。今回は、「児童・生徒の学力」「空き家問題」「青葉区保健福祉センターにおける不祥事」を取り上げています。　

　早速、泉中央駅で「のりお通信」をお配りしました。市民の皆様に、順次お届けしていきたいと考えています。

　ところで、バス利用者と自転車の接触事故が心配です。

　見ていると、泉中央駅西側のバス停でバスを降りた人のほとんどが歩道を横切って地下鉄の北１出口に移動しますが、その歩道を自転車がスピードを出して走行しています。

　駐輪場の入り口が近いこともあり、自転車の数も半端ではありません。

　事故が起きてからでは遅いので、事務所に戻り、早速、都市整備局と泉区役所に改善策を要望しました。

 

 

 

 

空き家対策条例を議員提案

　今日から始まった第４回定例会に「仙台市空き家等の適正管理に関する条例案」を超党派の8人の議員の連名で提案し、私が代表して提案趣旨説明を行いました。

　今年の5月に超党派の議員による「空き家対策条例検討会議」を立ち上げ、私が座長となり、条例の制定に向けて検討を進めてきました。

　条例案について、10月に１か月、市民意見聴取を行うとともに、10月15日には市民説明会を開催しました。これらを通じて市民から寄せられた意見などを踏まえ、若干の修正を加え、本日の提案となりました。

　本会議や委員会で質問が出されれば、私が答弁しなければなりませんので、きちんと対応できるよう準備したいと思います。

条例案まとまる！

  今日開催した「空き家対策条例検討会議」において条例の最終案がまとまり、会議のメンバー全員で議長に報告しました。

　5月から始まった会議も13回を数えました。今日の会議では、10月に行った市民意見聴取の結果等を踏まえ、条例の検討を行い、若干の修正を加え、最終案を取りまとめました。

　22人から寄せられた59件の意見概要及びこれらに対する検討会議の見解を仙台市議会のホームページに掲載してありますので、ぜひ覗いてみてください。

　条例案については、「仙台市空き家等の適正管理に関する条例案」として、12月2日から始まる第4回定例会に議員提案することになります。

 

 

タスキをつなぎました

　第3回仙台リレーマラソンに参加しました。今年の大会は、七北田公園を会場に一周約1.4キロメートルのコースを30周する設定で行われました。

　私の参戦決定は大会の2週間前です。参加チーム「スポーツ市議の会有志」に辞退者が出たため、急きょ決まりました。

　監督から示された１周８分以内の目標をクリアし、タスキをつなぐことを目指し、５周目と１６周目を走りました。気持ちは前に進もうとするものの、体がついていきません。何とか目標は達成しましたが、日頃の運動不足を痛感。

　マラソンブームを反映してか、雨空にもかかわらず、会場の盛り上がり様は凄い。走る楽しみが実感できます。病みつきになりそうです。

 

市民説明会

　昨日、仙台市議会空き家対策条例検討会議の主催で、条例案の説明会を開きました。

　どれだけの方が会場のエルパーク仙台セミナーホールに足を運んでくれるのか心配でしたが、フタをあけてみますと、約100名の方々に出席していただきました。

　条例案に対する質疑では、質問・意見が多数出されました。質問に対して、会議のメンバーが丁寧に答弁しました。議員は質問することには慣れていますが、公の場で質問に対して答弁すような機会はあまりありません。冷や汗をかきかき、一生懸命お答えさせていただきました。

　条例案の考え方について、会場の皆様にご認識を深めていただけたものと思います。出されましたご意見については、その概要をとりまとめ、これに対する市議会の考えを公表する予定です。

　 

一問一答方式の導入と議会の活性化

　第２回定例会が昨日閉会しました。一番の話題は、もちろん一般質問において導入された一問一答方式による質疑でした。

　私は、会派の幹事長という立場上、今回は代表質疑を行いましたが、一般質問者２０人中８人が、一問一答方式を選択しました。初めてのことに果敢にチャレンジした８人の熱意と努力に敬意を表したいと思います。

　一部のベテラン議員から、「一問一答方式は本会議にふさわしくない」などとの話が出ているようですが、長年、一括質問一括答弁に慣れ親しんできた人からすれば、今回の一問一答方式に違和感を覚えるのは当然です。

　一問一答方式の導入によって、当局にはこれまでにない緊張感がありましたし、なによりも議場に緊張感がありました。一問一答方式で質問した議員に聞いてみると、従来方式のときより時間をかけて多面的に検討し準備したとのこと。

　細部においては様々な問題点もありましたが、今回の実施が１回目であることを考えれば、予想以上の成果があったと考えています。２回目は第４回定例会の一般質問で行われます。それに向けての、議会の議論、議員の努力によって、議会の活性化が図られるものと考えます。